エンビロン・モイスチャーACEオイルとは?主な成分・使い方も紹介

エンビロン・モイスチャーACEオイルとは?主な成分・使い方も紹介

 

「肌のざらつきや乾燥をケアしても、なかなか満足のいく手応えが得られない」という方に注目されているのが、エンビロンの「モイスチャーACEオイル」です。

 

ビタミンA・C・Eをバランスよく配合し、顔にもボディにも使えるオイルとして美容のプロや愛用者から支持を集めています。


この記事では、モイスチャーACEオイルの成分や効果的な使い方、注意すべきビタミンA反応、相性のよいスキンケアアイテムについて丁寧に解説します。

 

乾燥・くすみ・ターンオーバーの乱れなど年齢とともに増える悩みを抱える方、スキンケアを見直したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1. エンビロン「モイスチャーACEオイル」とは?

 

エンビロン モイスチャーACEオイル

エンビロンの「モイスチャーACEオイル」とは、ビタミンA・C・Eをバランスよく配合した、顔にもボディにも使用できる多機能な美容オイルです。


ホホバ油をベースとした軽やかでべたつきにくいテクスチャーが特徴で、少量でもなめらかに肌になじみ、肌水分量の保持にも寄与します。さらっとした肌なじみのよい使用感で、乾燥やくすみ、ざらつきなどが気になる肌の日々のケアに取り入れやすい点が魅力です。


モイスチャーACEオイルは、美容クリニック「X CLINIC」でカウンセリングを受けた上で購入が可能です。


カウンセリング予約はこちら

 

1-1.使用方法

 

モイスチャーACEオイルは、朝晩の肌のケアに使用できます。まず体や顔を清潔な状態に整えてから、適量(2〜3滴)を手に取り、優しくマッサージするように肌へなじませるのがACEオイル使用方法の基本です。


ボディには腕・脚・デコルテなどに使用可能です。ダーマラックローションと混ぜることで、よりなめらかな感触が得られるでしょう。

 

顔に使う場合は、洗顔・トーニングの後に塗布し、その後にエンビロンの保湿ジェルや保湿クリームと組み合わせることも可能です。

 

ただし、混ぜずに使うことが推奨されている製品もあるため、使用時は注意が必要です。X CLINICやエンビロンの各サイトに掲載されている、国内正規品の製品ページから詳細をご確認ください。

 

なお、開封後の使用期限は12週間です。定期購入を検討する場合の目安にもなります。

2. モイスチャーACEオイルの主な成分

 

モイスチャーACEオイルの主な成分

モイスチャーACEオイルには、主な成分としてビタミンA・C・Eや、ホホバ種子油が配合されています。

 

ここでは、成分分析の視点から、それぞれの特徴や性質について分かりやすく説明します。

 

2-1.  ビタミンA

 

ビタミンA

ビタミンA(レチノール)は、油溶性ビタミンの一種で、皮膚に対して多面的に働きかける成分です。

 

モイスチャーACEオイルには、酢酸レチノールが配合されています。レチノールはエタノールや油脂に溶けやすい性質を持ちますが、光や空気に対しては不安定であるため、化粧品に配合される際は安定性を高める製剤技術が用いられます。

 

また、皮膚に塗布すると、年齢や濃度に関係なく角質層まで浸透するとされています。

 

こうした性質から、肌質改善を目的として、化粧水や保湿ジェル、美容オイルなど、さまざまな製品に活用されています。

 

2-2. ビタミンC

 

ビタミンC

ビタミンC(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)は、油溶性ビタミンC誘導体であり、安定性と浸透性に優れた成分です。モイスチャーACEオイルにも配合されており、多くの油性成分と混和しやすいという特性があります

 

水に溶けにくく、熱や光にも比較的安定しているため、化粧品への配合に適しています。


肌に塗布された後、酵素によってアスコルビン酸に変換されることで、肌の状態を整える役割を果たすとされています。

 

そのため、日常の肌のケア製品に幅広く使用されており、顔だけでなくボディにも取り入れられています。


モイスチャーシリーズには、以下のような成分が使用されています。

 

2-3. ビタミンE

 

ビタミンE

ビタミンE(酢酸トコフェロール)は、安定性に優れた油溶性のビタミンE誘導体です。

トコフェロールの酸化しやすい性質を補うため、酢酸と結合することで酸化に強くなり、製品中での酸化安定性が高まります。

 

肌に塗布されると、表皮に存在する酵素により活性型のトコフェロールに変換される仕組みです。粘度の高い液体で、油脂やアルコールに溶けやすく、水には不溶です。

 

皮膚への浸透性もあり、化粧品や医薬部外品など、さまざまな分野で利用されている成分の1つです。

 

2-4.ホホバ種子油

 

ホホバ種子油

ホホバ種子油は、シモンジア科ホホバの種子から抽出される液状のロウであり、植物油脂とは異なる構造を持つ天然由来の脂肪油です。

酸化や熱に対して高い安定性を誇ります。

 

皮膚との親和性が高く、さらりとした使用感と伸びのよさを備えており、多くの化粧品やボディケア製品に配合されています。また、植物由来の成分として長年にわたり利用されており、安定性や安全性の面でも信頼されています。

 

3.モイスチャーACEオイルを使う場合はA反応(レチノイド反応)に要注意

 

モイスチャーACEオイルを使う場合はA反応(レチノイド反応)に要注意

モイスチャーACEオイルにはビタミンAの一種「酢酸レチノール」が含まれており、使用を開始すると「A反応(レチノイド反応)」が起こることがあります。

 

A反応とは、ビタミンAの作用により肌のターンオーバーが急激に促進されることで起こる一時的な反応で、赤み・乾燥・かゆみ・ピリつき・ニキビの活性化などの肌トラブルが見られます。

 

特に、肌にビタミンAが不足している方は反応が強く出やすい傾向があります。

 

ただし、A反応が出たからといって直ちに使用を中止する必要はなく、むしろ肌がビタミンAに慣れていく過程です。

 

適切に使用量を調整しながら継続することで、A反応による症状は次第に落ち着いていきます。A反応が出た際の対処法としては「使用量を減らす」「使用頻度を一日おきにする」「保湿ケアを強化する」「紫外線対策を徹底する」などが有効です。

 

症状がつらい場合や長引く場合は、一時中止し、販売店または皮膚科専門医に相談しましょう。

 

4.モイスチャーACEオイルと組み合わせて使いたいアイテム

 

モイスチャーACEオイルの魅力をさらに引き出すには、相性のよいアイテムとの併用が効果的です。

 

ここでは、併せて使いたいおすすめのスキンケア製品やスペシャルケア製品を紹介します。

 

4-1.  ボディプロファイルクリーム


ボディプロファイルクリームは、年齢や肌タイプを問わず使用できるマッサージクリームです。

インテンスリム・フィトソニック・ベクセルSPの3成分をはじめ、ビタミンC、E、B5などの保湿・整肌成分をバランスよく配合。


肌にしっとりとしたうるおいを与えながら、なめらかで引き締まった印象へ導きます。

 

また、ボディプロファイルクリームはボディだけでなく、フェイスラインにも塗布することが可能です。

 


ダーマラックローションとモイスチャーACEオイルとの併用や、コスメティックロールキットとの併用もできます。朝晩のスキンケア習慣に取り入れることで、肌に高級感とやわらかさをもたらすでしょう。



4-2.  ダーマラックローション

 

エンビロン ダーマラックローション

ダーマラックローションは、乳酸(AHA)を配合した、顔だけでなくボディにも使えるマルチなトーニングローションです。


とろみのあるテクスチャーが特徴で、角質ケア効果により、古い角質によるざらつきを整えながら肌にうるおいを与え、均一なトーンへと導きます。


乾燥しやすいひじ・かかとなどのパーツにも適しており、やわらかくなめらかな肌触りを目指せるでしょう。


モイスチャーACEオイルとの併用で保湿力が高まり、肌コンディションの底上げ
もつながります。


顔に使用する場合は、洗顔後に優しくなじませることで、後のスキンケアの浸透を助けるベースとしても活躍します。

4-3. ボディシルク

 

ボディシルクは、肌にうるおいを与えながら上品な香りも楽しめる、フレグランスボディクリームです。軽やかなつけ心地のクリーミータイプで、べたつかずサラッとしたテクスチャーです。

体を清潔にした後、首や腕、脚など、乾燥しやすく紫外線を浴びやすい部位を中心に、マッサージするように伸ばして使います。


香りは、爽やかなベルガモットとアップルによるシトラス系のトップノートから始まり、ジャスミンを基調としたウッディで落ち着いたベースノートへと移り変わります。

 

ダーマラックローションやモイスチャーACEオイルと混ぜて使用することで、保湿力と香りの広がりがより一層引き立つでしょう。

 

まとめ

 

モイスチャーACEオイルは、エンビロン独自のアプローチで開発された、美容成分をバランスよく配合したビタミンA配合製品です。

 

顔にもボディにも使用できるマルチユース性と、軽やかでなじみやすいテクスチャーが特徴で、日々の保湿や肌コンディションの底上げに役立ちます。


また、ダーマラックローションやボディシルクなどとの併用で、さらにうるおいと透明感を高められる点も大きなメリットです。

肌の状態を整えたい方は、自分に合う使い方を見つけて、効果的なケアを習慣化しましょう。


また、肌の変化やトラブルにも柔軟に対応したいときは、ホームケアと美容クリニックのプロフェッショナルケアを併用することを検討してみましょう。

 

ニキビケアで重要なのは、やみくもに対処するのではなく、肌の反応や状態を見極めた上での継続的かつ適切なケアです。

 

ずはカウンセリングを受け、自分に合う方法で健やかな肌を目指しましょう。



← 過去の記事 次の記事 →