ナビジョンとナビジョンDRの違い|人気アイテム5選も紹介

ナビジョンとナビジョンDRの違い|人気アイテム5選も紹介

 

ナビジョンとナビジョンDRは、いずれも資生堂が開発したスキンケア化粧品です。


どちらにもトラネキサム酸や4MSKが配合されていますが、成分濃度に違いがあり、その点が2つの特徴を分ける重要なポイントです。


ただし、成分の濃度と購入方法が異なるため、まずはそれぞれの特徴を理解しておきましょう。


ナビジョンとナビジョンDRの成分濃度と購入方法は、以下の通りです。

 

1. ナビジョンとナビジョンDRの違い


ナビジョンとナビジョンDRの違い

 


ナビジョン

ナビジョンDR

成分濃度

低い

高い

購入方法

一般店舗で購入

医療機関で購入


ナビジョンは成分濃度が低く、普段のスキンケアに適した商品です。


市販品のため、ドラッグストアやインターネット通販などで手軽に購入できます。


一方、ナビジョンDRは成分濃度が高く、医療機関でのみ購入可能な専売品です。


集中ケア向けの商品として提案されていますが、使用前に専門家のアドバイスを受けることが推奨されます。


ナビジョンDRを購入するには、医療機関でカウンセリングを受けなければなりません。


クリニックによっては、2回目以降はカウンセリングを省略して購入できる場合もあります。


通販サイトを運営しているクリニックであれば、再購入もスムーズです。



2.ナビジョンDRに含まれる主な成分


ナビジョンDRに含まれる主な成分

ナビジョンDRシリーズに含まれる主な成分は、トラネキサム酸と4MSKの2つです。


自分の肌に合うスキンケアを行うためにも、まずはそれぞれの成分の特徴をチェックしておきましょう。



2-1. トラネキサム酸

トラネキサム酸


トラネキサム酸は、
アミノ酸誘導体の1つです。


「t-AMCHA」「m-トラネキサム酸」と呼ばれることもあります。


「m-トラネキサム酸」は、資生堂が独自開発した成分です。


トラネキサム酸は、1995年に肌荒れ防止成分として承認され、2002年には美白有効成分としても承認されました。


水に溶けやすくエタノールには溶けにくい性質が特徴です。


皮膚への刺激性やアレルギー性はほとんどありません。

トラネキサム酸には、プラスミンの活性化を抑制する働きがあります。


プラスミンはメラニン色素の生成にかかわる酵素の一種です。


肌を整えるため、洗顔料やスキンケア商品、マスク製品などの医薬部外品に配合されています。


また、止血作用や抗アレルギー作用があることから、止血薬やかぜ薬などの医薬品に用いられる場合もあります。



2-2. 4MSK


4MSK


4MSKは、
資生堂が開発したサリチル酸の誘導体です。


「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」を略して4MSKと呼ばれています。


2003年に美白有効成分として承認されました。


トラネキサム酸と同様に水に溶けやすい性質が特徴です。


4MSKには、酵素チロシナーゼの活性化を抑える働きがあることから、
肌の色素沈着の抑制や肌の健康を保つ目的で医薬部外品に配合されています。


サリチル酸には皮膚の軟化作用があり、ピーリング剤に用いられるケースがあります。


ただし、皮膚への刺激が強いことが課題の1つです。


一方で、4MSKは分子構造の一部を変化させているため、皮膚への刺激性が抑えられています。



3. ナビジョンDRの人気アイテム5選


ナビジョンDRの人気アイテム5選

ナビジョンDRは、取扱医療機関でカウンセリングを受けた上で購入できるアイテムです。


美容クリニックの「X CLINIC」では、カウンセリングを実施した上でナビジョンDRのシリーズ製品を販売しています。


オンラインカウンセリングの予約は、以下リンクからアクセスが可能です。


X CLINIC 電話カウンセリング – X CLINIC online


ナビジョンDRの人気アイテムについて、特徴と使い方を紹介します。



3-1. TAホワイトプロテクトUV


TAホワイトプロテクトUV

TAホワイトプロテクトUVは、
メラニン色素の生成を抑える有効成分を配合した日焼け止め乳液です。


TAホワイトシリーズの製品で、保湿ケアをしながらUVケアができます。


TAホワイトプロテクトUVの内容量と配合されている有効成分は、以下の通りです。


内容量

30ml

有効成分

・トラネキサム酸

・4MSK

・グリチルリチン酸ジカリウム


無香料・防腐剤フリーで、さらに洗顔料だけで落とせるため、敏感肌の方や肌に負担をかけたくない方にも適しています。


防御能の示す数値は、
「SPF50・PA+++」と高い水準です。


屋外でのスポーツや日差しの強い環境での使用を想定して設計されていますが、効果は個人差があります。


使用量の目安は、1円玉硬貨1個分です。


ただし、ファンデーションを使用しない場合は、紫外線防御効果を高めるために同量を重ね塗りしましょう。



3-2. TAホワイトエマルジョンIn


TAホワイトエマルジョンIn

TAホワイトエマルジョンInは、肌にうるおいを与える薬用乳液です。


TAホワイトエマルジョンInの内容量と配合されている有効成分は、以下の通りです。


内容量

120ml

有効成分

・トラネキサム酸

・4MSK

・グリチルリチン酸ジカリウム

・酢酸DL-α-トコフェロール


無香料・防腐剤フリーで、ニキビのもとになりにくい方法で製造されています。


資生堂が独自開発した保湿成分「ステムランDG」も配合されており、
表皮と真皮の間にある基底膜をケアして肌をすこやかな状態に保ちます。


ステムランDGには、ヒドロキシエチルエチレンウレア・DL-アラニン・高濃度グリセリンが含まれているのが特徴です。


朝晩の1日2回を目安に、化粧水の後に使用しましょう。


コットンまたは手のひらに製品を2プッシュ分とり、顔全体に優しくなじませます。


3-3. TAクリームAAn


TAクリームAAn

TAクリームAAnは、レチノール誘導体を配合した薬用クリームです。濃密なクリームがメラニン色素の生成を抑え、乾燥を防いで肌本来の機能を助けます。


TAクリームAAnの内容量と配合されている有効成分は、以下の通りです。


内容量

30g

有効成分

・トラネキサム酸

・4MSK

・酢酸レチノール

・グリチルリチン酸ジカリウム

・酢酸DL-α-トコフェロール


TAホワイトエマルジョンInと同様に、資生堂が独自開発したステムランDGも配合されています。


夜のお手入れの最後に、パール粒1個分を指先にとって顔全体になじませましょう。


3-4. TAホワイトマスク


TAホワイトマスク

TAホワイトマスクは、メラニン色素の生成を抑えて肌のうるおいを保つ部分用マスクです。


TAホワイトマスクの内容量と配合されている有効成分は、以下の通りです。


内容量

60枚入(67ml)

有効成分

・トラネキサム酸

・4MSK

・グリチルリチン酸ジカリウム


マスクが肌に密着する設計になっており、肌を整えるために役立つとされています。


化粧水で肌を整えた後、お手入れしたい部分にマスクを貼り付けます。


しっかりと密着させて10分ほど経過したら、マスクをはがしましょう。


使用時は、マスクの中央部分をピンセットでつまんでとり出すと衛生的です。


3-5. TAレチノファースト


TAレチノファースト

TAレチノファーストは、レチノールを配合したスキンケア製品を初めて使用する方向けの製品です。レチノールには、古い角質をケアし、肌をなめらかに保つために配合されています。


TAレチノファーストの内容量と配合されている有効成分は、以下の通りです。


内容量

10g

有効成分

・レチノール

・トラネキサム酸

・酢酸DL-α-トコフェロ-ル


レチノール配合製品は、濃度が高くなるほど肌の赤みや乾燥といった「レチノイド反応」と呼ばれる症状が現れる場合があります。


TAレチノファーストで肌に耐性を作っておくことで、「ナビジョンDR TAレチノアドバンス」へのステップアップがスムーズです。


夜のお手入れの最後に、乾燥が気になる部分を中心にTAレチノファーストをなじませましょう。


まとめ


ナビジョンとナビジョンDRは、いずれも資生堂が提供する信頼性の高いスキンケアブランドですが、用途や成分濃度に違いがあるため、選び方が重要です。


ナビジョンは市販品として手軽に購入でき、日常使いに適しています。


一方、ナビジョンDRは医療機関専売品で成分濃度が高く、専門家のアドバイスのもとで使用することが推奨されるスキンケア製品です。


また、ナビジョンDRには多彩なアイテムがそろい、それぞれの成分や特徴に基づいて効果的なケアが可能です。


当記事を参考に、自分の肌に最適なアイテムを見つけて、理想的なスキンケアを実践してください。


▼購入はX公式オンラインストアから!

オンラインストアはこちら

← 過去の記事 次の記事 →