ゼオスキンの皮むけ期間はいつまで?注意点やひどい場合の対処法

ゼオスキンの皮むけ期間はいつまで?注意点やひどい場合の対処法

 

ゼオスキン(ZO SKIN HEALTH)とは、アメリカの皮膚科専門医「ゼイン・オバジ氏」の研究によって開発されたドクターズコスメです。

 

さまざまな肌悩みの解消につながるスキンケア製品として注目されている反面、「皮むけがひどい」という声を聞いたことがあるという方も多くいるでしょう。

 

皮むけはすべてのゼオスキン製品で起こるわけではなく、肌が整うまでの一時的な副反応ではあるものの、皮むけの理由や期間が分からないうちは不安に感じるものです。

 

そこで今回は、ゼオスキン製品で皮むけが起こる理由や、副反応として皮むけが起こる期間、さらに皮むけが起きたときの注意点を詳しく説明します。

 

1.ゼオスキンを使うと皮むけが起こる理由

 

 

 

アメリカの皮膚科医であるゼイン・オバジ氏が開発したゼオスキンヘルスには、「肌のターンオーバーの促進による肌状態の改善」を目的としたスキンケア商品が多く販売されています。

 

ゼオスキン商品で皮むけが起こる理由には、肌のターンオーバーを促すために含まれるビタミンAの「レチノール」やビタミンA誘導体の「トレチノイン」という成分にあります。

 

レチノールやトレチノインには、ターンオーバーやメラニンの排出を促進するはたらきがあり、結果としてシミやニキビ跡にアプローチし、肌悩みを解決へと導いてくれます。

 

特にトレチノインは、レチノールの50~100倍の肌代謝促進作用があるため、その分皮むけや赤みといった副反応が起こりやすいことが特徴です。なお、こうした副反応は「A反応」や「レチノイド反応」とも呼ばれており、個人差もあります。

 

皮むけが起きている最中は症状が悪化したかのようにも思えますが、実際は「肌が新しく生まれ変わる過程で起こる正常な反応」です。いわば一時的な副反応であり、一定期間を超えた後は肌の生まれ変わりをしっかりと感じられるでしょう。

 

(出典:自治医科大学「トレチノインによるしみの治療」/https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/tre_shimi.html

 

(出典:自治医科大学「トレチノイン(レチノイン酸)療法-東京大学-」/https://www.jichi.ac.jp/keisei/tre-hq/index.html

 

 

1-1.皮むけは主にセラピューティックプログラムで起こりやすい

 

 

ゼオスキンには、それぞれの肌悩みに応じたスキンケアプログラムがあります。中でも、約3~4か月にかけて集中的に行う「セラピューティックプログラム」は絶大な人気を誇るとともに、特に皮むけが起こりやすいことでも知られています。

 

セラピューティックプログラムは、処方薬であるトレチノインやハイドロキノン配合のミラミン・ミラミックスを使用して、美白・美肌を目指すプログラムです。

 

ミラミン自体にトレチノインは配合されていませんが、肌のpHを下げてビタミンAの吸収を促進するグリコール酸が含まれています。ビタミンA誘導体の一種であるトレチノインと併用することで副反応がさらに起こりやすくなり、敏感肌ではない方でも若干の皮むけが起こる可能性があります。

 
 

 2.いつからいつまで?ゼオスキンで皮むけが起こる期間

 

 

 レチノールやトレチノインなどが含まれたゼオスキン製品の使用で起こる皮むけの期間は、プログラムの内容や肌状態によって個人差が大きい点も特徴です。

 

しかし、皮むけが起こり始める期間については、ゼオスキン製品の使用開始から4~6週間程度の「反応期」が多いとされています。

 

反応期は、トレチノインの作用によって肌のターンオーバーが促されて、古い角質が除去され始める期間です。この過程で、皮むけや赤みといった副反応が起こりやすくなります。反応が早い方の場合は、ゼオスキン使用から3週間程度で反応が起こるケースも少なくありません。

 

「耐久期」と呼ばれる8~12週目になると、肌はトレチノインへの耐性がつき始めます。副反応は徐々に落ち着くとともに、ゼオスキン製品の使用による肌質の改善を実感できるようになるでしょう。

 

12~16週目の「完成期」では、肌が新たに生まれ変わった段階となるため、皮むけをはじめとした副反応は基本的に見られず、使用前との変化を感じられるようになります。なお、完成期の後は「維持期」と呼ばれ、引き続きゼオスキン製品を使用しながら整った肌の維持が求められます。

 

2-1.皮むけが起きないケースもある

 

 

レチノールやトレチノインが含まれたゼオスキン製品を使用すると、誰にでも副反応が起こるわけではありません。皮脂が多い方や体質によっては、皮むけが起こりにくいケースも当然あります。

 

また、過去にセラピューティックプログラムを利用した経験のある方や、レチノール・トレチノインの処方を受けたことがある方のほか、そもそも使用するゼオスキン製品のトレチノイン濃度が低い場合なども皮むけは起こりにくいと言えるでしょう。

 

皮むけをはじめとした副反応がまったく起こらない場合、その分肌質の改善も実感しにくくなります。濃度の調整が必要かどうかを確認するためにも、一度医師に相談するとよいでしょう。
 

3.ゼオスキンで皮むけが起きたときの注意点

 

 

ゼオスキンで皮むけが起きている最中は、肌が敏感な状態です。無駄な刺激を与えることで副反応が悪化するおそれがあるため、普段よりも扱いに気をつけておく必要があります。

ここからは、ゼオスキンで皮むけが起きたときの注意点を3つ紹介します。

 

3-1. 無理に皮をむかない

 

 

ゼオスキンでの皮むけ中は、はがれた皮が目立つほかメイクノリにも影響を及ぼすことから、つい皮をむいてしまう方もいるのではないでしょうか。

 

しかし、無理に皮を取り除くと肌にダメージを与えてしまいます。炎症を起こして肌状態が悪化するだけでなく色素沈着につながる可能性もあるため、日々丁寧なスキンケアを続けながら自然に剥がれ落ちるのを根気強く待ちましょう。

 

また、同様の理由で皮むけ中の美容関連の施術も推奨されておらず、美容外科・美容皮膚科も皮むけ中の施術を断るケースがほとんどです。

 

「必要以上に触れない・刺激や負担を与えない」は、皮むけをなるべく早く解消させるための最大の近道と言っても過言ではありません。

 

3-2. 肌の負担になりにくいメイクをする

 

 

基本的に、ゼオスキンの皮むけ中でもメイクをすることは可能です。

 

しかし、皮むけ中は肌のバリア機能が低下しており、外部からの刺激を受けやすくなっています。普段から使用しているメイク用品の場合、刺激によってしみたり痛みを感じたりする可能性もあります。

 

特に、密着度の高いベースメイクはかえってムラや皮むけが目立ちやすいほか、念入りにクレンジングする必要があり、肌に大きな負担がかかってしまう点に注意が必要です。

 

そのため、皮むけ中のベースメイクは落としやすく刺激の少ないミネラルファンデーションや、トーンアップクリームのみにとどめておくとよいでしょう。

 

ゼオスキンの「サンスクリーン プラスプライマー」のように、化粧下地やファンデーションの代わりとしても使えるアイテムもおすすめです。

 

3-3. 保湿や紫外線対策を徹底する

 

 

前述の通り、ゼオスキンによる皮むけ中は肌のバリア機能が低下しており、肌が乾燥しやすく紫外線ダメージも受けやすくなっている状態です。

 

強い紫外線ダメージを受けたり紫外線ダメージが蓄積されたりすると、肌の乾燥がさらに進み、シミやシワが生じるおそれがあります。そのため、ゼオスキン製品の使用中は外出する・しないにかかわらず、常に保湿と紫外線対策を心がけましょう。

 

乾燥したときはすぐに保湿することが大切ですが、乾燥が気になるたびに何度も顔に触れて保湿をするのはあまりおすすめできません。保湿力に優れた基礎化粧品を使用するほか、こまめに水分補給をするなど内側からのケアも徹底しましょう。

 

 

4.皮むけがひどいと感じたら医師に相談してプログラムを見直そう

 

  

 

ゼオスキン製品の使用後に起こり得る皮むけの程度には、個人差があります。人によっては「顔全体に皮むけと赤みが生じる」「常にヒリヒリとした痛みがある」などの強い副反応が出る場合もあります。

強い副反応が気になるからと言って、自己判断でゼオスキンの使用を中断したり再開したりするのは製品の効果を低減させる要因となるためおすすめしません。皮むけがひどいと感じた場合は、一度医師に相談することが大切です。


ゼオスキンには、皮むけしにくいプログラムもあります。医師に相談しながら、プログラムを見直してもらうのもよいでしょう。


医療機関専売品であるゼオスキンの取り扱いがあるXクリニックでは、来院でのカウンセリングはもちろんオンライン診療にも対応しています。

 

そのため、使用中に万が一の肌トラブルが生じても、自宅からビデオ電話を通して気軽に相談することが可能です。

ゼオスキン製品の使用を検討している方は、ぜひ一度Xクリニックにお問い合わせください。なお、カウンセリング予約はネット上で簡単に行えます。

 

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まとめ

 

 

ゼオスキンには、肌のターンオーバーを促しつつ肌状態の改善を図るスキンケア製品が豊富に販売されています。

肌のターンオーバーを促すために含まれるレチノールやトレチノインには、肌が生まれ変わる過程で生じる皮むけや赤みと言った副反応を引き起こすはたらきがあります。


ゼオスキンで皮むけが起きている最中は肌が敏感な状態となっているため、負担の少ないメイクや保湿・紫外線対策を徹底しながら、自然に皮が剥がれ落ちるのを待ちましょう。

ゼオスキン製品を取り扱っているXクリニックでは、オンライン診療にも対応しており、製品使用中の肌トラブルやお悩みもスムーズに相談いただけます。

 

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